2020年末までの落書きまとめ。

五月雨江が悲願の本丸入りできましたよ記念の刀剣服な花鳥五月雨さん。エクステだの自立しているだの言われている後ろ毛は姫切丸から逃げる際に千切られてついに残一本になりました。
毎年12月になると弾けてしまう重い発作を抱えているのではないのかと心配になるほど年末に欠かさず話題を作り続けてきた彼ですが、19年MVPに輝いた翌年末に先発の日光一文字に案の定巻き込まれる形で刀剣男士枠に収まるという大きな花火を打ち上げる重症ぶりだったようで。
篭手切によるアイドル化回避したかったのか江義弘に一切関与しないどころか回想ゼロでの実装だったのもまた。
対抗意識を燃やしていた松井江にごっそり聖剣教要素及び従順でバイオレンスな従者枠を取られ、最早出涸らし状態の五月雨に残ったものといえばヘイトの高さだけだった…と思えばいつも通りの五月雨な気がしてなりません。
黒田長政の影響を受けるとおいしいところを他に取られやすくなるような…世界樹3のシノビ職で派手に活躍していたことからも忍刀の才能があったのでしょうね。
しかし五月雨は敵味方問わずヘイトを稼ぐことを趣味にでもしているのだろうか…。


初桜吉光さん落書き集。気負いしないで描ける子。
没集にすら収録されなかった真・没王として会話の没が異様に多いので花鳥全体では一期第一と並んであんまり話題に上がらない子。近頃は天下やら政治といったものの歴史的圧力への理解が薄さからじわじわと発言の瞬間火力を上げつつある気はします。
交易の影響から大内家名刀は唐の衣装に馴染み深かったり、号から好んで着ていそうな印象が。これは多分中華パンク風ボレロを着せたかっただけだと思われる。キューティー的な中華袖が似合いそうとかそういう色々。

日光に千切られてから髪型変更した五月雨江さん(花鳥)余談。
斬り合いでは集中に細かな神経を要するので髪が集中の邪魔して嫌なのだろうなぁと。髪を下ろしたことで動きが派手に見えると喜ぶわけではなかったらしい。
マニアックな話ですが五月雨は実戦刀に多い(西蓮、志津、則重、波平)刃が細い造形故に切っ先に細い気を入れて切れ味を出すタイプなのでその集中が乱れるとそのまま切れ味に影響するという解釈。
筆とかで同じ道具でもその道の熟練者と初心者が使ったものを分析してみると分子のレベルで精度が大きく違ったというお話がありまして、道具を使いこなす使い手側のとしてのお話ですね。
刃物なんだから何でもすっぱり切るだけなら誰でもできる。切れ味が良い刀としてただ切る、ではなく職人気質のように自分で選んで切れ味を生み出しているという変態入った思考は戦闘狂面子に多いのですが五月雨もその一振ということで。
(西蓮、山鳥毛、松倉、ついでに立左あたりの天才肌面子は相手を斬る前から斬った感覚を持っているとか理解できない境地に居るので、頑張って自己を極めている表れなのだろうなぁと)
何も考えずにすっぱり切れちゃう代表はゴリラ派こと関の刀ですね。多分家康の指をやった村正もこっち側。

肩出し衿の描き方を忘れた為に力尽きた姫切丸さん。
女々しい顔立ちに反して徐々に肩と首周りががっしり少年らしい体型に納まってきたような。
いまだにパーツが安定してなく、ウェーブが掛かってたり紅花っぽかったりすることが多い姫切ですが、分類すると紅花顔(の肉体元形である胡桃野ももか)とは全く違う造形なのです。手癖でそうなってしまうだけで、元型を失念しているだけで。紅花と変な繋がりがあるわけでもなく。
五月雨騒動あたりからガチな破邪の剣だの岩国の御使いである白蛇さんを斬って持ち主が呪いを受けていただの当人が理解していないところを五月雨に思いっきり突かれているものの、自分が気になるまでは深く受け止めないのが姫切さんのいいところ。

ついに表に出てきたサラスト眼鏡の方、会津正宗さん設定案。
石田切込正宗さんより古くから何かと(迷惑正宗の片割れとして)話題に出ていたのにシルエットすら出てこない伝説級の存在でしたがようやくお目見えに。
正宗の見極めだったり元大太刀だったり蒲生、徳川(⇔尾張徳川)にお世話になったりと花鳥的にも美味しいところを持ってるせいか、群れない・靡かないの意識高い
面倒くさい正宗。
島津正宗とは双刀とセットにされているが元大太刀・正宗見極め同士ぐらいの共通点なだけで顔や性格はほとんど似ていない。
正宗カーストがアレだからなのか島津と揃って自分中心すぎる上思考が理屈っぽく、刀の好き嫌いが非常に極端の食わず嫌い。気質は江(則重)に近く、貞宗にも似ているとか。
性質から引き込めずに現在までの放置に至るが忘れた頃にちょっとしたトラブルを巻き起こして花鳥たちを困らせている。小西とか三雲とか…。
直接お説教にこいつらに手を出すこともあるが戦上手の会津の煽りと銃兵装備の反撃が地味に痛く、今ではすっかり理屈嫌いの姫切丸や面倒嫌いの松倉江に煙たがられている。
正宗の超兄貴紅雪(江雪)正宗には懐いている。たまーに石田切込正宗と話している姿を目撃されるのは、石田はちょっかいを出しやすい(話しかけやすい)雰囲気だから、らしい。

ついに表に出すことができた島津正宗さん設定案。ミステリアスの方。
時に相方の会津正宗より面倒くさいと言われることもある花鳥屈指の扱いにくさを誇る正宗。相方と同じく懐疑的な思考の持ち主かつニヒリストなので笑い種に乏しいのも難点。
随分と前から会津正宗とセットで北から南、東から西へとふらふらしているが、自分から口説いては振っての煽りを入れてくる行動派の相方とは違って場をかき回すこと以外目立つことはしていない模様。ただしグサグサと刺さる横槍を放ってくるのでその一言二言が非常に余計。
食わず嫌いの友好偏食家っぷりは相方を遥かに越え大黒柱となっている正宗大兄貴の紅雪正宗にさえ懐いていない。まだ会話が成立しそうな会津ならともかく島津が単独で動いてしまえば仲介の余地はなく、本格的な行動に移したら全力で殴り倒す以外の策が見当たらないと
刀たらしの鬼西蓮に言わせるほどの面倒くさい刀。
敵味方関係なく場を殺伐とさせることに長けているため現在の放置に至る。
実際のところ非常にきちっとした形で御宮に献上され正宗の中でも格式高い地位にいるかと思えば号から不穏のにおいを漂わせ案の定失踪したりと、外見だけでなく中身も弄るところしか見当たらないようにも見えるのだがそもそも相手にしてくれない。
ユーモアに乏しいという意味では花鳥で最もつまらない男である。

2020年MVP余談。
殴ってでも責任を取らせたい日光一文字さんと、殴られようとも責任からは逃れたい山鳥毛兄さん。
責任(を取らせるのが)大好きな日光さんと責任(を抱えるのが)大嫌いな山鳥毛の個性が上手いこと表現できたなというのと、非抜刀主義の日光さんが昂ぶって抜いたら瞬間的に兄さん越えますよ、とそんな鎌倉顔の刃的なお話が含まれていたり。
さらっとした落書きにしては雰囲気が好きだったりとちょっとお気に入りの一枚。